vol.171 一網打尽な提案

こんにちは。
お家づくりコラム、本日のテーマは「一網打尽な提案」です。

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物が溢れやすく生活感が出やすい
リビングダイニングキッチンを
美しい状態で保ちやすくするには、
「部屋や収納をどこに配置するか」が大事です。

例えば「子供たちの部屋は2階につくるもの」だと
一般的に考えられていますが、
この当たり前には疑問が残ります。

子どもたちは小さいうち自分の部屋を全く使わないし、
思春期となり使い出したとて
寝る前までリビングで過ごすのが
日常的に当たり前となっていることから、
いつも使うものは基本、
常にリビング付近に置きっぱなしになっていませんか?

もちろん、時々は張り切って掃除をして
一旦、荷物をまとめて自分の部屋に
持っていくのですが、
10日もすれば元通りになっているということを繰り返した結果、
不毛さに気が付いてそのまま放置ということもあり得ます。

そんな理由もあり、
SIMPLENOTEの家では子ども部屋を基本1階につくることを
オススメしているのですが、
これは子ども部屋に限らず
寝室にも同じことが言えるのではないでしょうか。

着ていた服をわざわざ2階まで持っていくのも
明日(今日)着る服を1階に持って下りてくるのも
なかなか面倒ではないでしょうか。

結果、いつも着るものは
基本ダイニングチェアーに引っ掛けているし、
鞄なんかもダイニングチェアーの上に
置きっぱなしになっているという家庭も多いのではないでしょうか。

そんなわけで、
こんな状況を踏まえると、
「だったら絶対平屋がいいよね!」
となりませんか?

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✔️平屋に家事楽なんて関係ない?

家事楽な家にしたいというご要望を
家を建てる誰しもがお持ちだと思いますが、
こと「平屋」に関しては、
そんなことを気にする必要は一切ないのではないでしょうか。

部屋や収納がリビングダイニングキッチンと同じフロアにあるため、
自分たちの荷物や服を自分の部屋に片付けるのが
2階建住宅のように億劫じゃなくなるし、
そうなればリビング付近に物が溢れにくくなるので、
仕事に行っている日中にルンバのタイマーをセットしておけば
勝手に床掃除をしてくれるからです。

また、洗濯の一連の流れに関しても
上下移動がない上、移動距離も短くなることから
2階建てに比べて圧倒的に楽になるのは間違いないと思います。

ましてや平屋の最大の難点である
防犯とプライバシーを担保するために
「中庭」があるお家にしてしまえば、
干すも取り込むも片付けるも全てわずか数歩でこなせますからね。

そんなわけで、日常生活の困った、を一気に解決し
より豊かに暮らしを送っていただくために
SIMPLENOTEの家では平屋を中心とした家づくりをしているというわけです。

それでは、また次回。

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